瀬戸です。YouTubeでたまにアニメ動画作ってます。

はじめて作ったアニメはこれ。

この動画はAfter Effectsで作ってます。

Animate（旧Flash）でも作りました。

After Effectsで作る作業があまりにも地獄なのでAnimate CCに希望を見出そうともがいていました。

いかに効率化するか、がカギ。

いまは数ヶ月に1本というペースで気が向いたときに作っている状況ですが、本当は毎日、とはいかずとも１日置きとかそれぐらいのペースで作っていきたいんですよね。

そうなると問題になってくるのは「効率化」。
いかにうまく手を抜くか、という課題です。

アニメっていうのは「どこを省略するか」っていうのが大事で、むしろ省略の仕方が新しければ、もうそれは新しい作品になり得ると思います。それぐらい、省略の仕方は大事だと思ってます。上手い省略の方法を見つければ、勝ちです。

しかし、いまのところ僕はその答えを見つけ出せていません。

Adobe Character Animator、お前にかかっている。

Animate CCも、もともとはFlashなので、アニメーションに対する考え方が古いです。僕のような個人の製作者がひとりでポンポンアニメを量産できてしまうような、新しい考え方をもったソフトが出てくるべきだと思っています。

というわけで、いま僕が注目しているのはAdobeの新しいアニメーションソフト「Character Animator」です。

キーフレーム打つのは、もうやめよう。

After EffectsやAnimateでアニメ作るのがどうして面倒かというと、キーフレームを打って動かそうとするからです。動きが複雑になるほどキーフレームは増え、レイヤーは増殖し、いろんなものが入れ子の入れ子、頭がこんがらがってきます。

アニメをコンスタントに作りたいという思いはありますが、それ以上に「こんな作業を毎日つづけたくない」んですよ！アニメの内容を考えたり、キャラクターを考えたりする時間を楽しみたいんですよね。僕の場合、AEやAnimateを採用すると製作作業の9割以上が「編集」になってしまいました。もはやアニメを作っているというより、罰ゲームを受けている気分なんです。

フェイストラッキングでアニメーションさせる

技術の進歩ですよねえ。最初デモを見たとき感動しました。こんなに簡単にアニメが作れるのかっ！てね。
アニメ作りてえっ！て思いましたよ。ワクワクしたもんです。

使ってみたら、、、

このCharacter Animator、まだプレビュー版（いったいいつになったら製品版になるのか）なので、まだこれからいろいろと使いやすくなっていくんだろうとは思うんですけど、えーっとなんて言えばいいんだろうなあ、もうけっこう長い間プレビュー版の時期がつづいているのですが、、、

どんどん複雑になっていってます。

はい。

僕が言いたかったこと。

だらだら書いてきましたが、僕が言いたかったことはひとつです。

Character Animator、結局After Effectsみたいになっちゃうんじゃねーの。

「After Effectsみたい」っていうのは、「アニメーション作ろうとするとめんどくさい」という意味で言ってます。「キーフレームを使わずに動かす」という新しい考え方をもって生まれてきたすばらしいソフトだと思ったんですが、だんだん動かす項目が多くなってきて、キャラクターを組む仕組みもすごく難解になってきているように思います。自分なりにかなり勉強したつもりなんですが、キャラクターのリグの仕組みがいまだにスッキリ理解出来ていません。

なんなんだろう、どうしてこんなにややこしくなっちゃったんだろう。

最後に僕がCharacter Animatorで作った動画をどうぞ

まあ、ぐだぐだ言ってもまだプレビュー版ですから。これから一気にシンプルになるかもしれません。製品版になるまで気長に見守っていくつもりですよ。