どうもこんにちは、瀬戸弘司(@eguri89)です。
10日ほど前にツイッターでつぶやいたことをまとめておこうと思います。
数字についてのツイート一連
シバターのニコ生、おもろかった。
— きれいな瀬戸弘司 (@eguri89) June 1, 2014
俺のこともけっこうしゃべってたなあ。ちょっとそこは違うと思ったのは、俺は数字を捨てたわけじゃなくて、それを一番にしちゃまずいだろうということだね。魂売る話はわかるけど、100%か0%の話じゃなくてそこはバランスだろうって思ってる。 あと、俺、寸劇は面白いと思って作ってるよ(笑)
— きれいな瀬戸弘司 (@eguri89) June 1, 2014
だからバランスなんですよ。お金のことが100%になってるか、50%くらいでとどめておくか、の違いってことです。 RT @Rei0430love180: @eguri89 お金のためにYouTube出す人は嫌われますよ。
— きれいな瀬戸弘司 (@eguri89) June 1, 2014
YouTubeはじめて1年半くらいはお金もらってなかったんだよ。 RT @nmbwalkylove: @eguri89 @Rei0430love180 でも、お金もらえなかったからYouTubeやってませんよねwww
— きれいな瀬戸弘司 (@eguri89) June 1, 2014
だから俺はさ、動画の面白さをキープしようとしつつ、パズドラの動画を多めに出してきてる最近のシバターは、別に魂売ってるとは思ってない。ただバランスを変えただけでしょ。視聴者がなるべく見に来てくれる場所でがんばる。
— きれいな瀬戸弘司 (@eguri89) June 1, 2014
ただ、そのバランスを失って、パズドラ動画がだんだんつまらなくなってきたら赤信号だぜってことだよね。
— きれいな瀬戸弘司 (@eguri89) June 1, 2014
パズドラ動画って、みんな見るんですよね。パズドラってだけで人が集まってくる。 RT @1213rka: @eguri89 パズドラわからないので、見ても内容わかりません(;_;)
— きれいな瀬戸弘司 (@eguri89) June 1, 2014
俺がYouTubeのフィード見てて面白くねえなあって思うのは、やっぱり全体的に「魂売ってる度」が高くなってきてるからだろうなあ。YouTubeがビジネスの場になってきて、ギスギスし出してる空気を感じるんだよ。 シバターがパズドラ動画連発してるのもさ、実はちょっと悲しかったりする。
— きれいな瀬戸弘司 (@eguri89) June 1, 2014
シバターがパズドラで数字狙いだしてさ。ぶっちゃけ「おい、お前がそっち行くのかよ」って話だよ。やっぱりシバターにはさ「パズドラ動画で数字を取りに行く風潮を皮肉りつつ、パズドラを取り上げる」ようなひねくれたことやりつづけてほしかったね。 最近のシバターは媚び度を上げてきてるわけだ。
— きれいな瀬戸弘司 (@eguri89) June 1, 2014
みんなが数字をかなり意識した動画をぽんぽん出してくるこの状況こそ、一歩引いて粘ることに意味が出てくると思ったんですよね。僕自身、YouTubeのフィードを見てて、需要があると感じた。観たいものがないんだもん。一時的に数字は落ちるかもしれないけど、長期的に見たらどうだろうって。
— きれいな瀬戸弘司 (@eguri89) June 1, 2014
そう考えると、ほんとにジェットさんの安定感ってすごくて。YouTuberの帰る場所だなあって思います。恐ろしく速い時代の流れに乗ってどんどん突き進むYouTuberたちを後ろから静かに見守っている感じがしますね。
— きれいな瀬戸弘司 (@eguri89) June 1, 2014
数字なんてさ、いとも簡単にひっくりかえるんですよ。1年前と比べたって、YouTubeの状況はぜんぜん違う。だからこそ、翻弄されないことが大事なんじゃないかってね。 だから振り回されない程度に、数字と付き合っていきましょう、というお話でした。以上。長々とすんませんでしたー。
— きれいな瀬戸弘司 (@eguri89) June 1, 2014
お金のことを考えるなと言っているのではない。
こういうことをつぶやいてると「じゃあ瀬戸さんは何のためにやってるの?」とか「お金のことを考えて何が悪い」とか反応が返ってきそうですけど、僕はお金なんていらないと極論を言っているわけではないです。バランスの問題です。
ではもっともバランスのとれている状態とはどんな状態なのか?自分が楽しくて、視聴者も楽しくて、再生数も伸びれば言うことはない…果たしてそうでしょうか?おそらくYouTubeをやってる人の大半が目指そうとしている理想の形すら僕は疑ってしまいます。僕が自分のチャンネルをどのへんのバランスに着地させていくのか、これについては今現在も考え中で、毎日ぼーっとしています(笑)なかなか結論の出る問題では無いのですが、僕にとってこの違和感は確かなものなので、今後もじっくりと考えていくつもりです。
数字は思うようにはならない。
数字は物事を比較するためのもっとも便利なツールです。だからこそ危ないのです。数字が目の前にポンと置かれることによって、なんだか物事がわかったような気になってしまう。数字を持ち出すといとも簡単に人間関係に優劣が生じてしまう。
YouTubeにおける数字にもっと多様性があればいいのですが、現在のところ動画の優劣を決める尺度は「再生数」「高評価数」くらいのものです。数字では計ることのできない良さを持つ動画は自然と埋もれていってしまいます。
ですから、再生数やそれに付随する収益に振り回されることなく前に進んでいくためには、数字では評価することのできない確固たる「価値観」が必要だと僕は考えています。ツイッターでも書きましたが、「数字」という価値観だけに依存するとそれがひっくり返った時に大きなダメージを受けます。ですから「数字」を一番にしないように、別のものさしを用意しておかなければなりません。
僕がこんなことを繰り返し書いているのは、YouTubeを4年以上継続してきた結果、「数字は思うようにはならない」とつくづく思い知ったからです。どれだけ工夫したところで、どれだけ頑張ったところで、伸びる動画もあれば、伸びない動画もある。トレンドに乗って、数字を追いかけたところでやはりそこにも限界があります。数字は簡単にひっくり返る。だからこそ面白いという考え方もあるでしょう。ただ、僕はもうちょっと穏やかに落ち着いて作りたいんです。
競争することに飽きた。
「落ち着いて作らせてくれ」これは僕の性格みたいなもので、万人に当てはまることではないと思いますが、とりあえず書いておきます。落ち着いて仕事を進めていくために、いま僕が採用しようとしているのは「トレンドに乗らない」「流行を追わない」という考え方です。
流行を追うということはつまり数字を追いかけているということです。だから流行を追いかけるのをやめる。なんでギスギスするかって、やっぱり競争してるからなんです。競争の勝ち負けってどこで決まるかって言えばやっぱり数字です。だからもうそういう場所にはいかないようにする。ネットを見てるほとんどの人は新しもの好きだと思うので、なかなか難しいことかもしれません。ネットそのものが刻一刻と移り変わる流行のようなものですからね。僕の考え方はインターネットの性格とはちょっと合わないかもしれません。
話がとっ散らかってきました(笑)なかなか結論の出ない話なので、また別の機会に書きたいと思います。YouTubeを仕事にして数年間暮らしてきましたが、やっぱりネットの流れは速いですね。この流れの速さに乗ることには慣れましたが、僕は飽きっぽいのでその速さに飽きてしまったのかもしれません。もっと長いスパンでじっくり練っていけるものが見つかるといいなあ。