GoPro HERO3には大きく分けてホワイト・シルバー・ブラックと3つのモデルがありまして、そのうち最上位モデルのブラックを使うと毎秒240コマのハイスピード撮影ができるんです。
ハイスピード撮影した映像を通常の速度で再生すると非常になめらかなスーパースロー映像になります。今回はこの機能を使って自宅で作成したスーパースロー映像をご紹介いたします。
そもそもGoPro HERO3ってなに?
「GoPro HERO3とはいったい何なのか」ということについては数日前に詳細な記事を書いておりますのでそちらをご参照ください。
ついに念願のGoProを買ったぞ!GoPro HERO3 Black Edition 開封レビュー!
GoPro HERO3 BlackEditionでハイスピード撮影!
このカメラがあれば、自宅で手軽にスーパースロー映像が撮れる!
動画解像度がWVGA(848×480)という、フルHD(1920×1080)に比べるととても小さなサイズにはなりますが、GoPro HERO3のブラックエディションを使えば、240コマのハイスピード撮影が可能です。
スーパースローでビンタされてみた!
スーパースローで撮るからには、やっぱり面白い映像を撮りたいですよね。スーパースローと聞いてパッと思い浮かぶのはテレビ番組かなにかで見た、風船が割れるシーンや弾丸が壁を貫通するシーンですが、さすがに240コマだとそこまで高速のものは、捕らえられません。なので、今回は手頃なスピード感の「ビンタ」で試してみることにしました。
顔面がプヨンプヨンしているところまで分かる!
冒頭にある動画で観ていただくとわかりますが、顔がぷよんぷよんと揺れ動いている様子まで確認することができます。こういう映像はプロ機材でしかできないと思い込んでいたからでしょうか、最初にできあがった映像を見た時、
- え、これほんとに俺が撮ったの?
と驚いてしまいました。すっごく簡単にスーパースロー映像を作ることができてしまうんですよね。
ネックなのはやっぱり画質
わかっていたことではありますが、WVGA画質はやっぱり粗いです。もう少し綺麗な画質で撮ろうとする場合、720p(1280×720)の120コマというモードがあります。(このモードもGoPro HERO3 Blackのみ)コマ数は半分に落ちますが、そこそこの画質でスロー映像を楽しむことができそうです。
fpsとは「frames per second」
FPSと聞いて「ファーストパーソン・シューティングゲーム」が出てくる人はけっこうなゲーム好きですね(笑)動画の場合はフレームレート(1秒間に何フレームあるのか)の単位を表します。
ハイスピード撮影した素材を通常の速度で再生すると、なめらかなスローになるわけです。
24コマで動画を作る場合だと、10倍スローになるわけです。
フルHDで撮った動画と比較すると画質の差は歴然
この画像はフルHDで撮影した動画から切り出したものです。ひとつ上のカピバラが空中に浮いている画像よりもディテールがきれいですよね。240コマのハイスピード撮影はフルHDと比較するとやっぱり相当画質が落ちます。この点に気をつけながら要所要所で使っていきたい機能です。
でも楽しいからどんどん使っちゃいそう!
ジャンプするときなんか、8倍スローにするとちょうどいい具合のなめらかさなんですよね。大勢でジャンプする動画とか撮ってみたくなりました。ハイスピード撮影以外にも、防水・防塵なのでアウトドアでは当然活躍しますし、まだ試していませんがタイムラプス撮影もできます。その他アイデア次第でいろんなおもしろ動画を撮れる可能性を秘めているので、飛び道具カメラとしてひとつ持っておくと心強いと思いますね。