アブラサスの薄い財布ってご存知ですか?とにかく薄くするために様々な工夫が凝らされた財布です。僕はこの財布を以前から知ってはいたのですが、触ったことはありませんでした。今回、レビュー用に商品を送っていただきましたのでご紹介いたします。
アブラサス 薄い財布
薄いかわりに、機能は限定される。
当然のことですが、薄くなるにつれ容量は減っていきます。この点を飲み込めるかどうかで薄い財布の価値は180度変わってしまいます。ただ、小銭入れが最低限であること、そしてカードが約5枚しか入らないという制限は、僕にとってかなりハードルが高かったので、個人的な印象としては「使う人を選ぶ」商品だと感じました。
これがずっと使ってる僕の財布
この空中に浮いている財布が僕が長年使ってきたポール・スミスの財布です。動画では華麗に濁しましたが、実は昔の彼女にもらった財布なのです。もう8年ぐらい使いこんでヘタってきたので、別の財布を探していた時期もあったのですが、なかなか「これ」という財布が見つからず、そのまま使い続けているのです。
薄い財布を使うことは修行に近い。
薄い財布をメインで使っていくためには、ある程度の覚悟が必要だと僕は感じました。小銭・お札の運用、カードのチョイス、小銭が大量にが来た時の対応、領収証の収納場所など、厚い財布を使っていたときには考えもしなかったことを考えなければなりません。
この、多少の不便を受け入れることによって財布を薄くする作業は、余計なものを削ぎ落として静かに生活する修行僧のイメージに重なります。機能が限定されることによって得られる「薄さ」は、もしかすると、物理的な意味を超えて、精神的な効果をももたらすのかもしれません。
さあ、どうする?(笑)
財布について考えることは、つまりお金について考えるということです。薄い財布の不便さを受け入れることによって、お金に対する考え方が変わるかもしれませんね。とか、まだ使ってもないのにこんなこと言ってる僕の言葉にはぜんぜん説得力がないですね(笑)とにかく使う人を選ぶ、使うシーンを選ぶ、そんな、とんがった財布「薄い財布」のご紹介でした。
じゃ~の〜。